第328回10月18日(土)18:00~
「日本文学にあらわれた野鳥たち 1」
高橋 良直 氏 (北海道野鳥愛護会)
万葉集から現代文学まで、野鳥はどのように描かれてきたかという観点から、野鳥が登場する文学作品を紹介します。1回目は、万葉集や古今和歌集などの和歌を経て江戸時代の俳句を読み、さらに明治以降の俳句と短歌を鑑賞します。
(一例) 「いかる来て起きよ佳き日ぞと鳴きにける」 水原秋桜子
第329回11月15日(土)18:00~
「日本文学にあらわれた野鳥たち 2」
高橋 良直 氏 (北海道野鳥愛護会)
人間や社会を描くことを主眼とする現代文学では、野鳥が登場する作品はあまりないのですが、2回目では野鳥が描かれるいくつかの小説等をバードウォッチャーの視点から紹介し、鑑賞します。取り上げる作品は、中勘助「鳥の物語」、木下順二「夕鶴」、井上靖「海峡」、吉村昭「漂流」、藤沢周平「玄鳥」、稲見一良「ダック・コール」などを予定しています。