第347回 5月21日(土)18:00~
「鳥との出会いは衝撃の連続?-いままで出会った鳥のはなし-」
今堀 魁人 氏 (東海大学札幌キャンパス生物学部生物学科/北海道ヤングバーダーグループ『ちかぷ』)
私は小学生の頃から趣味として野鳥を観察、撮影しています。生まれ育ちはオホーツク紋別、小さい頃からコムケ湖で遊び回っていました。そして18歳を過ぎた頃、大学進学と共に大都会札幌へ。しかし、どんな場所でも、どんな時でも、鳥たちに出会うたび、私の想像を超え、驚かされることばかり。そんな私がいままで衝撃を受けた鳥のはなしを紹介します。
第348回 6月18日(土)18:00~
「外来鳥類の防除について」
佐藤 重穂 氏 (森林総合研究所北海道支所)
外来生物は生物多様性の保全の上でもっとも大きな脅威の一つであり、日本では2005年に外来生物法が施行されて、自治体等が特定外来生物の防除を行うことが可能となりました。鳥類については外来種防除の取り組みが遅れていましたが、2012年に高知県内のNPO法人によりソウシチョウの防除実施計画が作成されました。また、神奈川県、山梨県、静岡県等で定着していたカナダガンの防除が関係機関の協同作業により進み、2015年に根絶に至りました。両種の事例を通じて、防除の課題を紹介します。