野幌森林公園クマゲラ一斉調査2019調査結果報告(2019.3.23)


今年も共催しています野幌森林公園を守る会主催のクマゲラ一斉調査が3月10日(日)行われ、その結果の報告書が出来上がりましたのでご覧ください。

クマゲラ一斉調査2019に参加された皆さま

早春の候、
クマゲラ一斉調査を終えてまだ10日ばかりだというのに、野幌森林公園内の雪はこのところの暖気で一気に少なくなり、木々のつぼみの膨らみを感じると同時にササや草本類も顔を出し、早朝ではキツツキのドラミングとカラ類のさえずりのコラボレーションの楽しめる頃となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、「野幌森林公園クマゲラ一斉調査2019」では大変お世話になりました。ここに質素な報告書ではございますが、とりあえず完成しましたのでお送りいたします。
今回の調査では、近年の多数確認という結果には至りませんでしたが、昨年9月の北海道胆振東部地震の前日の台風21号による森林大被害があったにもかかわらず、逞しく生きているクマゲラの姿を確認できたことに、ひとまずは安心しているところです。
今後も引き続き森の中に入りクマゲラの調査等を行ってまいりますが、皆さんが野幌の森林(もり)にお越しになられる際に、私どもとお時間が合いましたら、一緒に散策ができれば嬉しく思います。どうぞ遠慮なくお声がけください。
来年の調査は2020年3月8日(日)に行います。またのご参加をお待ちするとともに、今後ともご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。
敬具

2019年3月22日
野幌森林公園を守る会事務局
富川 徹