第331回 1月17日(土)18:00~
「さっぽろ 庭にくる野鳥の調査 (2014年)で分かったこと」
猿子 正彦 氏 (日本野鳥の会札幌支部)
家にいることが多くなる1~3月の冬、鳥好きの方々に「庭にくる野鳥を教えてください」と呼びかけて情報を集めました。結果は予想以上に多くの方々からの情報が寄せられました。さてさて、どんな鳥たちがどんな地域にどのくらいいるのかが見えてきたようです~。皆さんと楽しく語り合えたらと思います。
第332回 2月21日(土)18:00~
「宮島沼や美唄で見かけた鳥+αの話」
谷川 毅 氏 (宮島沼の会)
美唄市の西端にある「宮島沼」は、マガンの中継地としても有名ですが、周辺の湿地や防風林、水田などの農業空間を含めると、230種以上の鳥を見ることができ、また、その他数多くの貴重な動植物にも出会えます。ガンやカモ類、猛禽類などの季節毎の鳥たちをはじめ、ほ乳類、昆虫類、植物など、宮島沼水鳥・湿地センターでボランティアをしながら、出会えたいろいろな生き物たちの 様子をお話しさせていただきます。
第333回 3月14日(土)18:00~ ※今回は第二土曜日となっています
「人工林に棲む鳥たち ~支笏湖畔での研究を通して~」
吉井 千晶 氏 (北海道大学大学院農学院)
日本は国土の3割が人工林に覆われた人工林大国であり、人工林は木材生産の場として重要です。私は人工林にも鳥が住めるようにするにはどのような管理をすればよいのかを探る研究を行い、支笏湖畔の人工林で行った調査の結果、どのような森林・樹木に鳥が集まるのかが解ってきました。今回は、研究の内容も交えながら千歳~支笏湖の間に広がる大規模な人工林とそこに棲む鳥や動物たちの紹介をしたいと思います。